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TJライナーの中京ローカル線乗りつぶしの旅 養老鉄道2013.06.01

最近 乗りテツで出かけることが
めっきり少なくなっております
午後から「では!出かけるか!」
出かけられる乗っていない線がなくなってしまい
子供の頃のように休みの日に
6時半頃 目が覚めることはなく

前日に絶対出かけるぞ!と
強く決心して翌日になってみると
目覚まし時計を止めて
やっぱり次の機会にしますと
寝てしまうこと ここ最近のパターンで
今度こそ!!起きてやると
本日は近鉄特急の名古屋行きに乗っております

名古屋の手前、桑名にて下車
ここから岐阜県の大垣を通り
揖斐まで57.5kmの全線単線の電化路線で
この養老鉄道は伊賀鉄道と同様に
もと近鉄の線だったものが
経営の合理化から分社化されて
線路・車両などの施設は近畿日本鉄道が所有
運営を子会社を設立 養老鉄道が運営しています。

線路の幅は1067mmでJRと同じ
阿倍野橋からの南大阪線と同じですが
近鉄名古屋線は1435mmで桑名で接続していますが
直通はできません。
もともと名古屋線は1067mmでした
ですので名古屋から大阪への直通列車はありませんでした

直通列車を運転するには線路幅を統一させなければと
1957年から準備をはじめ1960年完成を目指していたところ
1959年伊勢湾台風通過による甚大な被害により
名古屋線は不通となります
佐伯社長の決断により復旧工事とともに改軌工事を同時に実施
全線を9区画に分けて進められ2ヶ月で完成
前倒しで大阪上本町と名古屋が結ばれました

鈴鹿線は改軌されましたが
養老線は貨物営業をしており
国鉄への直通の為、改軌されずそのままで今に至ります
貨物輸送は廃止されてしまいましたが

現在走っている車両は南大阪線からの車両で
車体の塗装が昔の近鉄普通車の色そのもの
今の近鉄普通車(シリーズ21を除く)マルーンと白の
白を取った色で
ちょっと前の近鉄ローカル線のいでたちです

運行はスイッチバック式の大垣駅を境の完全に分かれており
ワンマン運転の2~3両編成の列車が30分~40分間隔で
運行されています。
すべて各駅停車の普通列車による運行です

桑名駅を出発して近鉄名古屋線をくぐり
揖斐川流域の西側を進んでいきます
左側に山が迫り、養老山地の山麓を電車は走ります
養老の滝など名所も多数
自然豊かな沿線です
田植え真っ盛りの水田の景色を抜け
車庫があり大きな工場の横にある西大垣駅を過ぎると
左から単線の揖斐方面からのレールが寄り添って来て
行き止まりホーム大垣駅に到着です。

揖斐方面 大垣⇔揖斐間 14.5kmは次の機会に

今日は養老鉄道養老線 桑名⇔大垣間 43.0km
乗車しました。

 

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