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TJライナーの関西のりものめぐり②  ニュートラム2012.11.04

関西近郊を制覇しつつあるTJライナーではありますが
「灯台もと暗し」そのままいっている線区が大阪都心部に
まだありますその筆頭がJR桜島線
ユニバースタジオジャパンに向かう電車ですが
まだ赤ペンが入っていません
いつ行こうか?また行かないんですけど・・・

今日向かったところは大阪市営地下鉄四ツ橋線の東の終点
住之江公園駅 ここから出ているニュートラム乗車が目的です。

大阪市交通局南港ポートタウン線
正式名称が大阪市中量軌道南港ポートタウン線
愛称が「ニュートラム」
住之江公園からコスモスクエア間 大阪港沿岸部分を通る7.9km
まずこれを鉄道と呼ぶのかとの疑問も・・・

なぜか?コンクリートの軌道の上をゴムタイヤの車輪で走ります
小ぶりな車両4両編成で 
コントロールセンターで制御する
運転士・車掌が乗っていない無人・自動運転をしています
いまから30年も前からです

ただ当時は電車の無人運転に理解が得られないため
何もしない乗務員が ただ監視の為
先頭車両に乗っていたそうです

今は当たり前のように走行していますが
路面電車やバスでさえ以前は車掌が乗務していたことを考えれば
無人運転は、根拠もなく「大丈夫なの?」と思ってしまう
それも頷けます

当時は新交通システムと呼ばれていて
神戸ポートアイランドのポートライナーに次ぐ
日本で2番目に開業した線区で
東京のゆりかもめや日暮里舎人ライナーあたりの
おじいちゃんくらいの風格ですね

しかしこのシステムも思ったほど普及しませんでしたね
モノレール同様 高度成長がずっと続いて
人口も増加していたら増えていたでしょうが

路面電車が見直されているのは
まず高齢化・バリアフリーが一番の問題だからでしょうね
エレベーターなどが必要ありませんし
低いホームから乗り込むだけ
坂・階段が大敵ですからね

限られた軌道の上だけしか走れない
ということで鉄道の仲間になっています
トロリーバスも鉄道の仲間になっています
電気自動車だろうと思いますが
トロリーバスは架線から電気を得ていますので
架線の下しか走れないからのようです

ゴムタイヤの乗り心地はやはり鉄道車輌とは違います
走り出しが“いきなり”と言うか
路面とゴムタイヤの摩擦で滑らないため
食いつく感じがあります。
札幌の地下鉄もはじめ変な感覚でなじめませんでした
走り出しと停車がやはり鉄道の感覚ではないんです
TJライナーは別物だと思います

**鉄の道に鉄の車輪=鉄道!!

架線のない高架線を進みます
広々した臨海地帯いくつも運河をまたぎ
大きなフェリーを眺めトレードセンターの巨大なビルの横を通り
地下のコスモスクエアのホームに到着
もうひとつ下の階が地下鉄の中央線のホームとなっており
すばらしい乗り換えとなっています。

本日大阪市交通局南港ポートタウン線
住之江公園⇔コスモスクエア間 7.9km 完乗しました
市営地下鉄は どうしたものか?外が見えないし 悩みます

 

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