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TJライナーの関西私鉄乗りつぶしの旅 能勢電編2012.08.18




阪急宝塚線川西能勢口から出ている
能勢電鉄に乗ってきました
もともと能勢妙見宮への参詣客を目的に建設されましたが
経営難に陥り阪神急行より資本の参加や取締役の受け入れなど
阪急との結びつきが強くなって行きました
バブルが崩壊し、乗客数が伸びて行かないなか
川西能勢口立体高架化工事の費用が
会社の収支を悪化させて行きます
経営の合理化が推し進められワンマンカーの導入も行い
一層の阪急との強固な結びつき・効率化が図られていきました
現在の車輌はすべて阪急からの譲受
以前は独自の塗装をしていましたが
マルーンとクリームのツートンやオレンジとクリームなど
塗装作業を現在は阪急の工場にて行っているため
同じマルーン塗装でまったく見分けがつきません。
阪急能勢線のごとく一支線のような扱いですが
能勢電鉄のマークとワンマンの表示が能勢電の証しです
山に分け入る山岳路線で
トンネルも多数あります
平地を快走していた車輌が今では低速で山登りの毎日です
まず川西能勢口より日生中央行きに乗車
能勢電の電車は4両が基本編成で
ワンマンカーがメイン
山下⇔妙見口間の区間運転には2両編成で対応
日中は10分間隔を維持しています
沿線はベッドタウン化が進み
大規模な開発が行われ
際たる箇所が日本生命と新星和不動産が開発した
日生ニュータウン
そのアクセスとして敷設されたのが日生線で
トンネルと高架線で構成され
踏み切りが1箇所もありません
平日の朝夕に阪急宝塚線経由梅田行き
日生エクスプレスが8両編成で乗り入れます。
妙見線も終点妙見口付近以外はマンションが立ち並ぶ通勤線
しかし終点妙見口付近は景色が一変
里山の風景が広がり木々の緑と小川のせせらぎ
“ローカル線の終点へ”がピッタリ来る終着駅でした。
能勢電鉄妙見線 川西能勢口⇔妙見口 12.2km
日生線 山下⇔日生中央 2.6km
合計14.8km 完乗しました。
今回 能勢電鉄のすべての路線に乗車しました。