鉄道ブログ詳細

TJライナーの関西鉄道のりつぶしの旅 泉北高速線編2012.08.25

新潮社より発売されている乗りつぶしノートを購入し
赤サインペンで乗車したところを塗りつぶしてみたところ
関西圏はほとんど真っ赤になって
赤い鉄道路線図が完成です!!
しかしこれを眺めてしみじみ
よくここまで乗ったものだ・・・鉄オタめ!

今日は南海電鉄高野線中百舌鳥より出ている
泉北高速鉄道に乗ってきました。

高度成長期、南海高野線と国鉄阪和線の間の丘陵地帯を
大阪府が泉北ニュータウンとして住宅開発
その乗客輸送手段として建設された路線が
大阪府都市開発泉北高速鉄道です

このあたりのテリトリーは南海電鉄なので
大阪府は南海電鉄に建設を打診しましたが
いい答えがもらえず
第三セクター方式で建設され
昭和46年4月泉が丘まで開通
徐々に路線を延ばし
現在和泉中央まで開通しています
その先の延長計画はあるものの
具体的な動きは今のところありません

第三セクター会社 大阪府都市開発ですが
もともとはトラックターミナルや
流通倉庫を運営する物流の会社
南海に断られた大阪府は既にあった会社に
鉄道の営業を委ねた訳です。
実質は大阪府自らが鉄道を建設したことになります。

時は流れ平成の世
橋本大阪府知事はこの大阪都市開発ほか
第三セクターの民営化を指示し
大阪府都市開発も手放す方針としました
なんと南海電鉄が引き受けてもいいよと言っているとか

中百舌鳥を出てすぐにトンネルに突入
大きくカーブしたトンネルを抜けると
一気に高架線に駆け上り街中を走り抜けます
ニュータウンと言うよりは普通に住宅街を走っている感じで
深井駅に到着します。

しばらく走ると高層住宅連なる住宅街に突入
線路の両側を自動車道が挟む形で
計画された都市の感があります
第一期開通区間の終点 泉が丘に到着です

泉北高速線は南海高野線と相互乗り入れをしており
準急として難波まで乗り入れ
中百舌鳥に大阪市営地下鉄御堂筋線が乗り入れて来ると
乗り換えさせないために中百舌鳥を通過する
区間急行を運行し到着時間の短縮も行っています

乗り入れ車輌は8両が基本で朝に一部10両編成もあり
昼間は線区内折り返しの6両編成も運行
以前は南海に近い形態の車体・装備でしたが
近年は白い車体にブルーとスカイブルーの帯が入る
オリジナルデザインの車輌が増殖中
乗り入れてくる南海6000系ステンレスカーとは
製造年で40年くらいは離れている計算です

泉が丘から3つ目和泉中央駅が終点ですが
明らかに先に延長することを考えた中間駅のつくりで
線路も留置線として延びています。
高度成長が続いていたらもう先の延長が決まっていたでしょう

本日 大阪府都市開発線北高速鉄道線
中百舌鳥⇔和泉中央 14.3km 完乗しました。
赤マジックで塗りつぶし完了!!

 

アーカイブ

一覧へ