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TJライナーの中京地区 鉄道乗りつぶしの旅  愛知高速交通東部丘陵線2014.06.21

愛知環状鉄道を八草駅で下車
ここから名古屋の中心部に戻ります
次に乗車する線は「リニモ」リニアモーターカーです
愛・地球博開催時の輸送手段として整備されました

日本で初めての磁気浮上式の常設実用路線です
ただ東京から大阪まで1時間
JR東海が独自で建設することになった
リニアモーターカーとは方式が違うそうです
JRは時速500km
山梨の実験線にて試験を繰り返しています
実用に向けた車両も導入されて
安部総理も試乗されていましたね

こちらのリニモは最高時速100kmで
ATO自動列車運転装置により遠隔操作されて
無人運転、すべての駅がホームドアを整備
安全面もばっちりです

なぜリニモだったのか
リニアモーター方式は急こう配に強い
モノレール、ニュートラムなどの新交通システムと比べて
名古屋地区名鉄名古屋築港線沿いで走行試験がされていた
HSSTを愛知万博のアクセスの目玉にしたかったんでしょうね
先端技術をお披露目するにはもってこいの舞台ですよね“万博”は!

しかし輸送量が中途半端で
3両編成の車両の定員は 244人
乗客が乗りすぎると浮上できず走行不能となってしまいます
東京や大阪の通勤電車は朝のラッシュ時180%の乗車率なんてことは
リニモにはあり得ないわけです

愛・地球博の会場となった長久手地区は緑豊かな丘陵地帯
大量輸送手段は必要ありません
沿線に15校 大学や高校が立地しているにもかかわらず
学生の利用が予想以上に進まないんです
リニモは名古屋市営地下鉄東山線藤が丘から
愛知環状の八草までを結んでいますが
名古屋の御堂筋線ともいえる東山線との接続が悪く
輸送量も格段に違い
藤が丘までスクールバスを運行していては
リニモに乗ってくれません

しかし徐々に乗客は増加傾向にあるようです

八草駅から乗り込み市街地へ
自然の中を走るテーマパークのアトラクションのような
リニアモーターカー“リニモ”
アップダウンに きついカーブもなんのその
雑木林の丘を下り
愛・地球博の跡地が広大に広がりを通り抜け
街中に入りビルの横を急カーブ
最後が地下にもっぐって藤が丘終点です

ここから東山線で名古屋に向かいます

本日愛知高速交通東部丘陵線 
八草 ⇔ 藤が丘 8.9km乗車しました

 

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