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TJライナーの中国地方 鉄道乗りつぶしの旅 智頭急行智頭線編2014.05.17

浜名湖の次は逆側に参ります
なんと鳥取県! 今回は智頭急行
JR西日本 山陽本線の上郡駅と
JR西日本 因美線の智頭駅を結ぶ 56.1kmの非電化路線で
地元自治体が株主 兵庫県・岡山県・鳥取県に跨り
山陽と山陰を結ぶ路線となっています

京都・大阪から鳥取・倉吉へ
智頭急行所属HOT7000系 特急「スーパーはくと」が7往復へ
岡山から鳥取へ
JR西日本 キハ187系 特急「スーパーいなば」が6往復
最新振り子式特急気動車が疾走している特急街道です

この気動車は時速160km対応の高性能ですが
現在はスーパーはくと 130km、スーパーいなば 120kmが
最高速度として快走しています

普通列車は、もちろん走っています
最高速度110kmにて特急の間をかきわけて
地元の足となっています
しかし単行で運転されており
鳥取と山陽地方と大阪・東京を結ぶ
連絡路線と断言ができますね

この智頭急行は第三セクター鉄道の優等生
スーパーはくと・スーパーいなばの利用状況も
安定しているそうです。

この智頭急行も国鉄分割民営化の際、建設中で
赤字ローカル線が廃止になる状況で建設継続が出来ず
95%まで完成していたにも関わらず建設が凍結してしまいます

しかし鳥取県知事により沿線自治体が経営の受け入れを表明
建設が再開されて平成6年12月3日開通しました

今回大阪から上郡まで新快速や普通列車を乗り継いできたものの
この先智頭急行の普通列車がありません
贅沢にも上郡から「スーパーはくと」に乗り込んでしまいました。

日本建設公団によって建設された路線ですので
設備が新幹線並みに作られており
もちろん高架線で建設のため踏切が1つもなく
急カーブがなくスピード制限をかけなければならない箇所もありません
ロングレールのため乗り心地も上々で
主要幹線なみな走りをしています
5月の山々の緑はとてもきれいに見えますね
高架線から見える景色も川、山ともに青空に映えて
気持ちが穏やかになる大自然の中を進みます

いままでなら川の蛇行に合わせて線路を引き
山があったら麓を大回りしていたものが
なるべく直線で走るため同じ川を何回も鉄橋で渡り
山があればトンネルを掘って突き進みます

「スーパーはくと」は智頭から
JR因美線に乗り入れ鳥取を目指します
しかし因美線に入った途端
乗り心地が明らかに悪くなりました
因美線は智頭急行が開通する前まで
陰陽連絡線として活躍した線区
急行「砂丘」が岡山⇔鳥取で運転されていました
その流れが今の智頭急行経由スーパーいなばです

TJは鳥取まで行かず
郡家駅にて下車
智頭急行同様の第三セクター鉄道
若桜鉄道に乗り換えです

本日 智頭急行智頭線
上郡 ⇔ 智頭 56.1km に乗車しました。

 

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