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TJライナーの山陰地方ローカル線乗りつぶしの旅 今度こそ!境線2014.08.30

伯備線のディーゼルカー単行に揺られ山陰本線に乗り入れ
鳥取県の主要都市米子に到着
今回のメイン路線 JR西日本 境線に乗車します

境線は 山陰地方初の鉄道として1902年に
米子駅⇔御来屋駅にて開業
なぜ山陰初になったのか?
山陰本線建設のための資材を運搬する為
海上輸送の基地 港から内陸に運ぶため鉄道を引いた訳です
名古屋地区の中央本線建設の武豊線
北陸地区の敦賀港線と同じ理由でした

JR境線 鳥取県米子市 米子駅から
鳥取県境港市 境港駅までの17.9kmの全線単線で
米子から3つめの後藤駅まで電化されています
これはJRの車両工場(後藤工場)に電車を搬入させるため
一部山陰本線に直通もありますが
ほとんどが線内運転で各駅停車、多客期に快速「みなとライナー」が走ります

大都市ダイヤのように
平日・休日ダイヤが分かれています
乗車時間は約45分
途中に米子空港連絡駅 米子空港駅があります

境線を全国的に有名にしたのは
なんといっても水木しげる先生の“ゲゲゲの鬼太郎”
境線各駅は米子駅が「ねずみ男駅」、河崎口駅「傘化け駅」、余子駅「こなきじじい駅」
境港駅「鬼太郎駅」など すべての駅に妖怪名の愛称が付いています

そして走行している車両が
「鬼太郎列車」「ねずみ男列車」「ねこ娘列車」「目玉おやじ列車」など
外装のラッピングはもちろん車内の天井や座席の生地にイラストが入って
まるごと水木しげるワールドになっています
今日乗車「ねずみ男列車」車内放送も鬼太郎の声で流されています
びっくりするくらい観光客と思うわれる方が多く
カメラやスマートフォンを手にホームを走り
列車やホームにあるオブジェの写真を撮っています
明らかに鉄道ファンではありません

それと海外からの旅行者が目を引きました
折り返しの列車で中国語を話す団体が乗ってきて
すぐに車内は満員となり大声で話をしています
境線乗車が旅行ツアーに組み込まれているんです
途中駅米子空港駅で降りていかれました
米子から空路、中国本国に帰国されるんですね
地方空港も国際化されたものです

米子にもどり山陰本線に乗車
鳥取経由智頭急行にて大阪に戻ります
また、快速は乗りますが
各駅停車で大阪は真面目に遠いです

 

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