2009年10月8日の台風18号の被害により
家城駅から伊勢奥津駅間が不通になり
長い間、バスによる代行運転となっていましたが
今年の3月26日に運行が再開されました
6年半ぶりに列車が伊勢奥津にやって来たわけです

この名松線は国鉄時代に
赤字線区83路線として廃止勧告を受けて
第2次廃止対象線区に選ばれたものの
岩泉線同様に代替道路が未整備の為
廃止対象から除外されていました
しかし道路の改修が実施されて実際に
災害による不通期間、代行バスが伊勢奥津まで行っていました

ＪＲ東海は同区間を復旧させたとしても
より大きな自然災害が発生し、長期運休によりお客様に迷惑が掛かると
バス輸送転換に移管を提案
しかしＪＲ、津市、三重県が話し合い
治水工事を津市が実施
治山工事を三重県が担当
そして路線の復旧工事をＪＲが担当することで合意

3月26日開通を迎えました
ＴＪライナーも紀勢本線や近鉄志摩線
三岐鉄道など三重県の路線を全て乗り終えていましたので
もちろん松阪～家城間は既に乗車していましたので
今回の復活により未乗期間が現れました
この夏に再び！三重県内鉄道路線全線乗車を完了させるため
近鉄線の五十鈴川行急行に乗車
松阪を目指します

家城から先の復活区間は
雲出川沿いを右に左に沿って走る
渓谷を進む観光路線
川で泳いでいる子供
キャンプ場やバンガローが見えたり
日常の生活路線とは異なる景色です
みどりの山々の谷間に流れる雲出川
川の流れは見ていても全く飽きることはありません

大阪難波の地下にいるＴＪランナーにとって
非日常の光景が広がり
心が洗われるとはこのことですね
顔の表情も緩んでいる気がします
行き止まりの一本のホームに到着
家城～伊勢奥津間　17.7kmに乗車

これで再びＪＲ名松線　松阪～伊勢奥津間　43.5ｋｍ全線に
乗車致しました
またこれで三重県の鉄道路線すべてに乗車終了です