鉄道ブログ詳細

TJライナーの関西神社仏閣の旅 談山神社2014.06.15

奈良のガイドブックを見ると
室生寺と長谷寺と
必ずと言っていいほど一緒のエリアに掲載されている
その場所は 談山神社

奈良県桜井市の多武峰(とうのみね)にある神社
最寄駅は近鉄大阪線の桜井駅
近鉄特急は止まりませんのでご注意を
大和八木にて乗換になります

駅からは路線バスで25分
注意!!!
この路線バスですが運行本数が非常に少ない
TJが降り立った11時台
バスがない!
贅沢にもタクシーに乗ることに
必ず下調べしてから行きましょう

5分ほど走って街中を抜けると
一気に山道になり坂を上がっていきます
更に上がっていくと道は細くなり
交互通行が出来ないくらいの幅になります

視界が開けて左にトンネルの交差点を右折
これまで以上の上り坂です
なお冬季はこの坂を上る路線バスは
坂の下までで折り返すそうです

談山神社は桜や紅葉の名所で風光明媚なところ
5月の新緑の時期もとても気持ちの良い景色です

神仏分離以前は寺院であり
多武峯妙楽寺(とうのみねみょうらくじ)と言っていたそうです。

藤原氏の祖である中臣鎌足の死後 678年
長男の僧侶であった定惠が唐から帰国後に
父の墓地を摂津から大和のこの土地に移して
十三重塔を建立したことが始まりとされています
それとこの談山という名前の由来ですが
まさしく日本史の教科書
中臣鎌足との中大兄皇子が645年5月に
大化の改新の談合をこの多武峯にておこない
後に「談い山(かたらいやま)」「談所ヶ森」とよんだことから

しかし大化の改新ですよ!645年
1192年 いいくに作ろう鎌倉幕府
794年 鳴くよウグイス平安京よりも前に存在していた!

ただし十三重塔は1532年に再建されています

寺社建築が残る 談山神社 オールシーズンの自然の中で
いろいろな風景を見せてくれるでしょうね
アップダウンの境内
背後の山の緑が目に優しい

パワースポットとして紹介されているように
一般の世界から隔離された山奥にある
この神秘的な世界が肌に触れるようです
人があまり訪れない平日がお勧めです

TJが訪問したその日も
ガイドブックのグラビアに載っている
観光地なのにチラホラ
心地よい時間が流れる談山神社でした

 

アーカイブ

一覧へ