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TJライナーのJR東海ローカル線の旅 名松線編2013.07.20

先週の信楽高原鉄道乗車のあと
次の目標は松坂から出ている名松線
貴生川から草津線に再び乗車、柘植に向かいます。
柘植から関西本線の亀山行きに乗り換えです。
柘植から亀山間が乗りつぶしノートに赤いマーカーが入っておらず
この区間もついでに完乗です。

この区間関西本線のハイライト区間
蒸気機関車の時代に勾配がきついため
蒸気機関車をもう一両後ろから押し上げる
煙突から黒いけむりをもくもく上げる
加太越えとしてSL撮影地として有名な区間でした
大阪湊町行き急行がC57を先頭に長い編成の客車を牽引
現在はショートサイズの気動車がたったの1両で運行です

亀山駅はJR東海とJR西日本との境界駅
紀勢本線の起点として長いホームを3本と風格のある姿
昔は特急くろしおや寝台特急紀伊がこの駅で
方向転換をしており長時間停車の拠点駅でした。
現在は関西本線がこの駅から名古屋方面が電化されて
211系や最新鋭313系が出発していきます
亀山といえば液晶アクオス
世界の亀山モデルで一世を風靡した
シャープの工場があるところ

ここで紀勢線の伊勢市行き普通列車に乗車
松坂駅を目指します。
非電化ながらがっちりした線路
さすが特急の走った風格の路線です
三重県の県庁所在地 津を通り
松坂で下車
「まつざか」ではなく「まつさか」

3番線のキハ11 JR東海の軽快気動車に乗り換えます
名松線は線名の通り 「松坂と名張」を結ぶとして建設されましたが
伊勢奥津まで開通その先は建設されませんでした
国鉄末期赤字ローカル線廃止対象の83線区になりましたが
代替バスの走る道路の未整備のため廃止を免れました
しかし2009年9月の台風被害により家城と伊勢奥津間が土砂災害で不通となり
現在も代替バスが運行されています。
しかし先日JR東海が2016年を目処に運行を再開すべく工事開始を発表しました

運転間隔は2時間に1本と「これぞローカル線」を地でいっている状態で
もちろん単行の1両で運行。
それと日本全国のJR線さいごのタブレット閉塞を実施している区間です
閉塞区間とはその区間は1列車しか入れないしくみで
名松線の場合 松坂から家城までが1閉塞ですから
もちろん途中の駅で交換する列車もありません
最高速度は65km 車内のお客様は地元の高校生とお年寄り
交通弱者と呼ばれる「自動車の運転が出来ない人たち」

しかしなんで高校生たちは家の中のように
大きな声で叫び車両の椅子で横たわり
走り回って鬱陶しいにもほどがあるぞ
まったくTJライナーは見えていない完全無視のようすで
私以外はたぶんみんないつものメンバーなんでしょう
はっきり言ってTJの方が名松線のなかで怪しいヤツだったんですね

今日は JR東海 名松線 松坂⇔家城間 25.8kmに乗車
バス代行区間は 列車開通までの宿題とします。

紀勢本線にそろそろ手を付けようかと考えるTJでした

 

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